知らないと恥ずかしい!テンションという英語の意味!

以前にダイエット(diet)という言葉の本当の意味と正しい使い方をご紹介しました!

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危ないカタカナ語第二弾!

今回の単語は、dietの間違え方よりも深刻です(゜-゜)

目次

間違えやすいカタカナ語テンション

それは、

テンション!tension!

日本語だとテンションと聞くと「人の気分・機嫌」などと言う意味ですよね!

 

  • 彼女はテンションが高い。
  • 彼女はハイテンションだ。
  • 今日はテンション低いね。何かあった?

 

こんな風に使いますよね?

では、英語ではどんな意味になるでしょう?

tensionの本当の意味

New Oxford American Dictionary によると単語tensionには①身体的な意味と、②精神的な意味があります。

  1.  the state of being stretched tight(ぴんと張った状態)
  2. mental or emotional strain(精神的あるいは感情的な緊張)

なんと!

こうしてみるだけで、日本語で使われるような「気分」のような意味は含まれていません!

tensionを使った英語の例文

いくつか英語でtensionが良く使われる場面を例文で見てみましょう♪

 

The tension between the two nations is higher than ever.

(その2か国間の緊張は今までにない程に高まっていた。)

Drinking a hot beverage will ease her tension.

(暖かい飲み物を飲むことで、彼女の緊張はほぐれるだろう。)

 

このように、tensionは「緊張、ぴんと張り詰めた状態」のことを指します。

tension

tensionと検索すると出てくる画像です!みんな辛そう!

tensionは名詞ですが、この形容詞である

 

tense(張っている、緊張した)

 

もよく使われます。

 

When your neck is tense, you want to give yourself a little massage.

(首が張っているときは、自分で軽くマッサージをするといいよ。)

tensionの意味のイメージ

これらのように、テンションというのは「緊張状態」を指し、比較的ネガティブなイメージのある単語です。

 

日本語でハイテンションというととても明るく元気な人を想像するかと思いますが、

英語だと緊張感がとても高まった状態が想像されるので、気をつけましょう!

 

カタカナ語の注意点

うーん。こういった間違いを減らすためにも、英会話を練習されている人は、日常的にカタカナ語に意識を向けてみるといいと思います。

 

特に意味を考えずに日本語で使っているカタカナ語を全部英語だとみなし、カタカナ語も英語も同じ意味を持っているだろうとして英会話に取り入れるのと、間違いであることが多いので、注意が必要です!

品詞によって使い方や意味が変わる

特に、英語では「品詞」によって意味が変わったり意味が通じなくなったりすることがあるので、品詞はとても重要な注意点ですが、カタカナ語では色々な品詞がごちゃ混ぜになって使われていて、そのまま英語で使うと意図しているものと全く違うものになったりします。

 

例えば、

私は今日テンションが高いです。

を言おうとして、

×:I’m high tension today.(直訳:私は今日、強い緊張感です。)

とか言ってしまうと、受け手はとても混乱するでしょうね。

 

英会話でやりとりを速くできるようになりたい人は、対策として日本語で話すときにも、過度にカタカナ語を使うのは避けた方がいいと思います。

 

実は色々いる、カタカナ語を使う人の種類

日本語で話すときに、カタカナ語を多用する人がいて、そういう人を周りも、「かっこいい」とか「仕事ができる人(できそうな人)」のように持ち上げる風潮があったりもしますが、カタカナ語を多用する人に限って英語に関して無知だったりします。

katakana

英語の意味を知らずにカタカナ語を使う人

本当に英語ができる人は間違った意味のカタカナ語を使おうとはしないですから、あなたの間違いはすぐに気づかれてしまいます。そして、あなたはものを考えずに使ってしまう人なのだと認識されてしまう可能性があります。

 

必要に迫られて専門的なカタカナ語を使う人

もちろんとても専門的な用語で日本語訳がないような言葉を業務上使わざるを得ない人もいると思いますが、それらは通常英語からそのまま用いられているので間違った意味で使われることはあまりないはずです。

 

本当に日本語よりも英語が楽な人

また、英語ネイティヴのような英語を使うことが多い人が、ぱっと日本語が出てこなくて英単語を言うこともあるかもしれませんが、こちらも英単語の意味としては正しく使われているので、カタカナ語による英単語の誤用とは違う現象です。

 

元の言葉の意味を知らないままカタカナ語を使う人はかっこつけたいのかもしれませんし、ただ周りが使っているから特に考えずに使っているのかもしれません。どちらにしても、恥ずかしい思いをしてしまうのでやめた方がいいと思います!

 

ashamed

 

まとめ

  • tensionは「気分・機嫌」という意味ではなく、「緊張(感)」という意味
  • どちらかというとネガティブな意味
  • カタカナ語を使う人にも色々な種類がいる
  • 英語の意味を知らずに使うカタカナ語は間違っていることがあるので、英語として使うと恥ずかしい思いをすることがある

わかりやすくてきれいな日本語を使える人の方がよっぽどかっこよくて素敵だと思います。日本語がきれいな人と知り合うと、とても憧れます♪私も英語を扱うからこそ、日本語をきれいに使える人でありたいと意識してきました。なかなか足りていない部分もありますが、これからも意識して言葉を選んでいきたいなと思います^^

 

みなさんも、カタカナ語の使い方!ちょっと見直してみませんか☆

 

では!

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