まずは、献立から!
目次
ECO’s KITCHEN: 中華料理は英語でもそのままでOK
麻婆豆腐
なすとピーマンの揚げ浸し
ポテトサラダ2種類(マスタード&ブラックペッパー、味噌&温玉)
Mapo tofu (stir-fried tofu, ground pork, and green onions in a spicy sauce)
*特に中華料理屋さんがいっぱいある都市部では、こんな感じでそのままでも通じたりします♪
Deep-fried eggplant and bell pepper marinated in dashi soup
Mashed potato salad with two different flavors (mustard & black pepper, miso & half boiled egg)
以前の記事で、日本でよく使われる「ドンマイ!」が英語で「× Don’t mind!」とは言えないこと、それがどのように間違っているかというお話しをしましたね!
>「ECO’s KITCHEN「いい加減Don’t mind!(ドンマイ!)は恥ずかしい!2つの『気にする』の使い分けと、ついでにパクチーの使い分け」」
今回はその間違いに気づいた生徒さんが、次に使ってしまう間違った表現に関するお話です~!
間違えやすい英語表現Never mind
その表現は…
Never mind.
です!
みなさんこの表現の意味はご存知ですか?聞いたことあるっていう方もいるのではないでしょうか?
よく使われる訳は「気にしないで!」です。(これが大きな落とし穴!その理由は後述します!)
これは….半分あってますが、十分な訳だとは言えません。
英語学習者が混同しやすいNever mindとDon’t worry
「気にしないで!」という訳だとしたら、Don’t worry!と同じように使える気がしますよね!?表現のバリエーションが増えた!わーい!と思っているそこのあなた!
残念なお知らせです…
Don’t worry.とNever Mind.
は、意味が全然違います。
Don’t Worry.は、心配事があることを認めながらも「心配しないで、気にしないで」というときに使います。
一方で、
Never Mind.は、自分が言ったことを取り消したり、撤回したいときに使います。
なので、より適した訳は「やっぱり、なんでもない。」です。
やっぱりなんでもないよ。
→やっぱり大丈夫だよ
→やっぱり気にしないで(なんでもないから)
こんな感じのニュアンスなので、「気にしないで」でも、んーまー間違いではないですがー…
でもやっぱり、「やっぱり」のニュアンスを抜いてしまうと「取り消しや撤回」の意味が消えてしまって本来の意味からだいぶズレてしまうんですよね。
少し例を出した方が分かりやすいかしら?
会話例でニュアンスの違いを理解しよう!
久しぶりのオリジナルストーリーです!笑
同じ2つの場面ですが、最後の展開が違うので、比べてみてください。
場面1
A: I may have left my cell phone at the café we went this morning.
(今朝一緒に行ったカフェに携帯を置いてきたかもしれない…)
B: I hope it’s still there… Shall we go back there, and see if they still have it?
(まだあるといいけどー…戻って、スタッフの人が保管しておいてくれているか見にいく?)
A: Nah, don’t worry. A friend of mine is working there right now. I’ll just text him.
(いやー大丈夫だよ。友達が今そこで働いているから。メールしてみる。)
場面2
A: I may have left my cell phone at the café we went this morning.
(今朝一緒に行ったカフェに携帯を置いてきたかもしれない…)
B: I hope it’s still there… Shall we go back there, and see if they still have it?
(まだあるといいけどー…戻って、スタッフの人が保管しておいてくれているか見にいく?)
A: Oh, never mind. I have it in my pocket.
(あ、やっぱりなんでもない。ポケットに入ってたわ。)
違いが見えましたでしょうか?
携帯が無い→友達に聞けるから気にしないで
携帯が無い→やっぱりあったから気にしないで
では、だいぶ変わってきますよね。場面2のAくんは、とんだお騒がせさんということです。(私もよくやります笑)
ということで、「やっぱり」という撤回・取り消しの意味で使うのがNever mind. という表現でした!
間違えやすい理由はGoogle翻訳
この意味の違いに気づかずに、多くの人がDon’t worryとNever mindを同じように使ってしまう原因の1つは、実ははっきりしています。それは、あの偉大なる…
Google翻訳先生が、そうおっしゃっているからです。
海外の人とメッセージのやりとりをして英語の練習をしている生徒さんもたくさんいらっしゃいますし、その時にわからない表現があったらGoogle翻訳を使われる方も多いです!それ自体はいいというか、むしろ仕方ないことだと思います。毎回誰かに聞くのは気が引けるし、なるべくちゃんと書けているか自信を持って送信したいですもんね。
まとめ
今回の表現は「やっぱり」という言葉さえ日本語訳に添えてくれたら、ちゃんとした意味でみなさん使えると思うんですけどね~。今のGoogle翻訳にはこれが限界なんです。
精度はどんどん上がっているみたいですが、日本語⇔英語の翻訳って本当に一筋縄でも二筋縄でもいかないんです!笑(日本語間違ってます、ごめんなさい。)
語順も、語順の重要性も、正直、何もかもが違う2つの言語なので、本当に仕方がないんですが、どうぞGoogle翻訳の結果は半信半疑くらいで受け取ってください。
というのが現状なので、Google翻訳が進化するのを待つものいいですけど、自分の英語力を伸ばす方を楽しんだ方が早く世界の多くの人と話せるようになると思いますよ~♪
それでは、また次回~^^