judgeの意味は使い方次第!英語では「判断する」にならない意外なニュアンスとは?

judge 意味

judgeの意味は知っていますか?英語でよく使われるこの単語には様々な意味があります。

スポーツ好きな人は「審判」と思うかもしれません。

法学部出身の人は「裁判官」と思うかも知れません。

名詞を連想する人が多いのかな?

今回は主に、judgeの動詞の意味を紹介します。英語を勉強している人にも意外と知られていないけど、結構よく使われていて強い意味を持つことが多いので、注意が必要ですよ〜!

目次

judgeの基本的な意味

言葉ってシンプルなものから、文化的背景を知らないと中々意味をつかむのが難しいものまでありますよね。

judgeの意味は、動詞だと「判断する」が基本であることは確かです。だからこそ、名詞だと「裁判官」になります。まさに、判断する人ってことですね。

judgeは裁判とかスポーツの審判とか、公正に判断が下されることが期待される場面で使われる言葉なので、「公平に判断する」という意味だと勘違いしている人が多いです。

judge 意味 英語 使い方

judgeの意味は公平な「判断する」ではないことが多い

ところが、ちょっと複雑な意味になるのはjudgeが動詞のときの使い方です。

ただ公平に「判断する」という意味ではなくなります。

日常的に一番耳にするのは、「決めつける」という意味。

そして多くの場合「偏見を持って決めつける」という意味で使われます。

  • People judge you. (人々はあなたを決めつける=人々はあなたを偏見をもって判断する。)
  • They will judge you by your ethnicity. (彼らは、あなたの人種(民族性)で、あなたを判断するでしょう。)
  • I don’t know why he is judging me on such a thing. (彼がどうしてそんなことで私を変に思う/批判する/口を出す、そんな風に思うのか理解できない。)

こんな風に、日本語にすると色々な訳が当てはまります。

でも軸となる意味は、偏見の目をもって決めつけるというネガティブな言葉です。

judgeという英語を聞いて、公正に判断してくれるんだ!という意味だと解釈すると、勘違いを生むかもしれないので注意が必要です。

judgeのカジュアルな使い方とニュアンス

さて、judgeの意味を、「決めつける」とか「偏見を持って判断する」だと説明するのは、なるべく語弊なく日本語に訳そうとしたときに使われる表現ですが、もっと腑に落ちる表現は、もっとくだけた訳でしょう。私は、おそらく「ひく」という訳が妥当だと思います。

でも、あえてくだけた言葉を使った方がニュアンスが伝わりやすいかなと思って書いてはいるものの、ニュアンスとなると私の主観も強いので、「ひく」という訳がピンとこない方は、「偏って判断する」という基本的な意味でとりあえず覚えてみてください。そして、文脈から意味や使い方の理解を補うためにドラマや映画などのリスニングをたくさんしてニュアンスを捉えてくださいね。

judgeの意味は「ひく」が適切だと思うので例を紹介

次に、judgeの意味は「ひく」が適切だと思うということを前提に、いくつか例文を紹介します!

意味としては、こんな感じです。

「これを言うとひかれると思うけど…」

「わ~絶対いまひかれたー!」

なんだか飲み会の時の会話みたいですが…

こんなような意味を英語で言うとすると、下の例文のようになります。

  • I hope you don’t judge me but….(これを言うとひかれると思うけど…)
  • You are judging me (for what I’ve just said)! / Why are you judging me? / Don’t judge me. (わ~絶対いまひかれたー)

これが英語 “judge” の本当の意味です!少しイメージが湧きましたでしょうか?

judgeの意味を持つ2つの形容詞の使い方

さて、judgeの意味は、形容詞で使われたときにも同じように、偏見の目をもって決めつける(ような状態だ*形容詞なので)という意味で使われます。

1. judgeの形容詞”judgemental”の使い方

まずは、きちんと系の形容詞”judgemental”の意味と使い方を例文で見てみましょうか。

  • Why are you being so judgemental when it comes to her? (どうして彼女のこととなるとそんなに悪く決めつけるの?)
  • Stop being so judgemental. (すぐにそうやって決めつけるのやめなよ。)
  • I don’t want to be judgemental but I think we should be careful around him. (知らないうちから決めつけたくないけど、彼に関しては慎重になった方がいいと思う。)

2. judgeの形容詞”judgy”の使い方

そして、カジュアルで口語的なjudgeの形容詞の使い方として、”judgy”にも同じ意味があります。使い方もjudgementalと同じです。

  • It may sound judgy but I’m not sure about the new guy. (偏見に聞こえるかもしれないけど、あの新しい人はあんまり信用できない。)

judgeの意味まとめ

なんだかjudgeの意味を説明していると、総じてネガティブな例文が多くて嫌になっちゃいますね。でもネガティブな表現も残念ながら日常に登場するもの。だからしっかり意味と使い方を理解して、悪気なく人を傷つけてしまっていた!なんてことがないようにしたいですね。ということで、judgeの意味と使い方のおさらいです。

  • judgeは日常会話に動詞として出てきたら、ほとんどの場合がネガティブな意味
  • judgeの意味は「偏見を持って判断する、決めつける」。
  • カジュアルな訳は「ひく」もあてはまる。
  • 形容詞のjudgementalとjudgyも、judgeの意味を踏襲してネガティブ。

悪気なく使っちゃったり、相手が気分を害しているのがわからないために、謝ったり訂正したりするチャンスを逃すなんてことがないようにするためにも、ネガティブな意味を持つ言葉にも注目して語彙を増やすのも実践的な英会話力向上に効果的だと思います。

知らなかった方は、ぜひjudgeの意味と使い方を覚えておいてくださいね!

他にも間違いやすい英語の表現はたくさん。ぜひこちらの記事もご覧ください⬇︎

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