花粉症は英語で通じないことも!相手が知らないことを説明するコツ

なんだか急に温かくなりましたね~。とっても寒かった今年の冬が嘘のように急に温かくなった今年の春ですが、みなさんいかがお過ごしですか~?

 

と、あたかも日本にずっといたかのような語り口ですが、生徒さんとのお話から伺った内容から推測して日本のお天気を知ったかぶりしました!ごめんなさい!はい!しれ~っと帰国しました!

 

今の日本といえば花粉症!ということで今日の記事いきましょう!

目次

花粉症デビュー

温かくて晴れてて過ごしやすいと思ってほくほくしながら日本に帰ってきたのに、すごくショックなことが私の身には起きてしまいました…

 

花粉症デビューです。涙

 

いやーくしゃみとか鼻づまりとか詰まってるのに垂れてくる鼻水とか、みなさんこんなにつらいことに毎年立ち向かっていたなんて本当に尊敬します。。。そんな話を今朝のレッスンで生徒さんとしていたので、今日は春や季節の境目に起きる体調の変化を英語で説明すると?というテーマでお届けします!

 

日曜日ですし、難しいことはなしに軽めにいきましょう!笑

花粉症は英語でhay fever

花粉症は英語でhay feverといいます。

 

hayは普通は「干し草」っていう意味です。もともとは干し草が原因で症状が出るもののことを指していたようですが、今ではどんな植物の花粉アレルギーのこともhay feverというようです。

 

hay feverって言うから熱がすごく出そうな感じしますけど、花粉症だから熱は出ないですよね~ややこし。

 

熱出ないけど、英語の病名ってたまにそういうのあります。病名意味わかんないな~と思ったら、考えても答えが出ないことが多いので、そのまま深入りせずにまるっと覚えましょう!笑

 

実はhay feverって通じない?

花粉症の言い方はhay feverなのは確かなのですが、だからと言ってネイティヴに必ず通じるわけでもありません。

 

なぜなら、花粉症大国日本と違って、地域によってはみんながみんな花粉症になるわけではないからです。

 

日本は杉とかヒノキとか、同じ種類の木を植えまくっちゃったので偏った種類の花粉を多く吸い込むことになり、アレルギー反応が起きやすい環境なんでしょうね~

 

東京より圧倒的に山や木々が多いバンクーバーやポートランドでも、生えている木の種類が違うのかそれとも種類のバリエーションが豊富だからなのか分からないですが、一年間のある時期にこんなにも多くの人が一斉にアレルギー反応を起こすなんてことなかったです。

 

そして、そういった花粉症にそこまでなじみがない人たちには、

 

I have hay fever.

 

と言っても、きょとんとされたりします。説明すると、「あー!花粉にアレルギーがあるのね!」と分かってもらえますが、病名のような専門用語は馴染みがないと特に、ネイティヴでも通じないことは多いですねー!

 

花粉症を英語で説明する!

じゃあ、専門的な名前が通じなかった場合、なんて言って伝えましょう?

 

自分が花粉症だと理解してもらうのって意外と大事だったりしますよね!こんなにくしゃみしたり鼻かんだりするけど、うつらないよ!風邪じゃないよ!っていうのを伝えないと、そばに居るのを嫌がられたりしちゃうかもしれないですもんね。

 

なじみがない人たちに花粉症とはなにかを伝えるコツは、相手が知らないものを相手に理解してもらうというコミュニケーション全部に共通するテクニックです。

 

相手が知らないものを相手に理解してもらうためのコツは、ざっくりとしたカテゴリーを示して相手が知っているものにイメージを近づける、ということです。

 

具体的には、花粉症の例だと、花粉症とは「花粉が体内に入ることによるアレルギー反応」で症状がでるものですよね?

 

つまり、アレルギーの一種です。

 

アレルギーというと、ハウスダストや、小麦粉アレルギーや乳製品アレルギーのような食品アレルギーから、ある特定の薬を摂取すると副作用が異常に強く出たり拒否反応を出したりするような現象など、広く意味を網羅している言葉なので、よっぽどのことが無い限り、みんな知っている言葉です。

 

そうすると、花粉症を知らない人に説明するには「アレルギー」だと言ってしまうのが得策です。

 

実際に英語ではどんなアレルギー反応もただざっくりとアレルギーだと言ってしまうことが主流です。それが植物の花粉でもハウスダストでも苦手な香水とかでもです。

 

I have an allergy. ある種のアレルギーなんです。≒花粉症です。 でOKです!

 

そして、「私は春は杉だし、夏はエアコンで、秋はブタクサが…」とかいう方は、複数形にしちゃうと楽です。

 

I have allergies. いくつかアレルギーがあります。

 

ちなみに発音はアラージーといった感じで、ルを強調しない&gはジーと言うのがポイントです!

 

これ言いながらちょっと鼻すすってたら、相手は「あー鼻にくるアレルギーなんだなー」と思ってくれます。この理解で十分ですよね。

 

「花粉アレルギー」と言っちゃうのもOK

 

もしそれでも「花粉」を強調したかったら、

 

I have an allergy to pollen. 

あるいは、

I have a pollen allergy.

 

と言いましょう。あ、そうそう「花粉アレルギー」という言い方でpollen allergyとも言えます。

 

この方が日本語から考えると使いやすいですね。allergyだけでもpollen allergyと言っても相手が花粉症を知っているか知らないかによって伝わる度合いは変わってきますので、どちらを使っても良いと思います~!

 

おまけ:インフルエンザは「the flu」

今は初の花粉症で苦戦を強いられている私ですが、実は3月頭に帰国したときには違う症状に苦しんでおりました!

 

日本温かくてたくさんお散歩したいな~なんて楽しみに帰ってくるはずだったのに、カナダ出発前日から熱出しまして、帰国した翌日にインフルエンザと診断されていたんです。B型でした!

 

カナダから持ってきちゃったので日本で判別できる型でまだよかった~と罪悪感が少し減りました。汗

 

最後見送ってくれたカナダの友達に「インフルだったよ~」と報告したりしていたのでこちらの言い方もおまけで紹介します。

 

I have the flu. 私はインフルエンザにかかっています。

 

fluって言うんです。

 

もとはinfluenzaという単語なんですが、なぜか一般の人は使わないでfluって言います。しかも大袈裟に言っているのか風邪との境目があいまいな文化なのかよくわかりませんが、みんなすごい軽く、

 

I may have the flu… インフルかも。。

 

とか言ってきます。実際は自己申告の人は風邪のことが多いです。英語で病気の話するとどうしてもオーバーに聞こえると思っちゃうのはここだけの秘密です。笑

 

そしてポイントは、冠詞の「the」をつけることです。influenzaとフルで言うときは冠詞は付けないんですが、fluと一般的な短いバージョンで言うときは、the flueといいます。

 

そういえば、英語で病名を言うときの冠詞事情って結構めんどうくさいので、また別記事で解説しますね~!

 

みなさん花粉症の乗り越え方教えてください~。

 

では!