The Maze Runner (メイズ・ランナー)

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今日の作品は…

The Maze Runner (メイズ・ランナー)

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アメリカで大ヒットしたミステリーSF小説の映画版!三部作の1作目!

ティーンズ向けの小説らしいですね。なので、映画版でも、ハリウッドの若手俳優たちが競演しているところが新鮮で良かったです!

ハリウッドの大物俳優とかが、明らかに他と違う圧倒的なオーラと研ぎ澄まされた演技力で魅了してくれる映画は、もちろん引き込まれます。ですが、粗削りだとしても、変に細工をせず、まっすぐに役を演じる若手俳優たちが何人も集まって、みんなで物語をバランスよく伝える今回のような作品もとても素敵でした。

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そして印象的だったのが、登場人物が言うセリフがとてもまっすぐで、英語特有のひねくれた表現が少なかったところです!

大人になると皮肉っぽくなるし、かっこつけて(深い意味を込めて?笑)回りくどく言ったりすることがいかに増えるかを実感しました。笑

そういった意味でも、英語学習者に聞きやすい洋画だと思います☆

 

自分の名前以外の記憶をすべて奪われて巨大迷路の真ん中に放り込まれた若者たちが、生き残るために奮闘しながら協力し合って生きていく、というのがはじめの設定です。

そこに主人公のトーマスが放り込まれて、ルールなんて無視しながら、迷路から出ようと試行錯誤しだすことで、ある意味平和に保たれていたこの小さなコミュニティに変化が起きてくるのが、物語が動き出すポイントですね!

振り返ってみると、そんなにひねった話ではないですが、観客もこの迷路に関して、何の情報も与えられないで物語が進んでいくので、登場人物たちと同じ温度で、予測不能な事態に対してびっくりしたり不安を覚えることになりました!飽きさせないですね~☆


ではいくつか印象的なセリフを解説していきまーす!

記憶を消されて困惑しつつも、メンバー同士ルールを尊重しながら平和にやってきたなか、主人公のトーマスがきたことでその秩序が乱されたと感じる先輩メンバーたちもいたわけですね。「今まではこうやってきて、こうだったのに!」みたいなセリフが結構あって、日本人の英語学習者にとっては想像しづらい【現在完了形】を使う場面がたくさん出てくるのです!(あっ文法に興味のない方は、セリフの和訳だけ楽しんでください^^♪)

Gally: Things are changing. There’s no denying that. First Ben gets stung in broad daylight. And then Alby. And now our Greenie here, has taken it upon himself to go into the maze. (①) Which is a clear violation of our rules here.

Frypan: Yeah… but, he saved Alby’s life.

Gally: Did he? For three years, we have coexisted with these things. (②) And now, you’ve killed one of them. (③) who knows what that could mean for us.

Newt: Well, what do you suggest we do?

Gally: He has to be punished.

Newt: Minho. You were there with him, what do you think?

Minho: I think in all the time we’ve been here, no one’s ever killed a Griever before. (④) When I turned tail and ran, this dumb shank, stayed behind to help Alby. Look, I don’t know if he’s brave or stupid. But whatever it is, we need more of it. I say we make him a Runner.

ギャリ―:もう今まで通りじゃないんだ。(変化が起こってきているんだ。)それはもう否定できない。まず、ベンが真昼間なのに刺される。そしてアルビー。そして今、ここにいる我らがグリーニーくんが自らすすんで迷路の中に入っちゃったんだ。(①)(皮肉っぽく)ちなみにそれは明らかにここのルールに反しているんだぞ。

フライパン:そうだね…でも彼はアルビーの命を救ったじゃないか。

ギャリ―:本当にそうか?この3年間、俺たちはこいつら(グリーヴァ―という化け物)と共存してきたんだ。(②) そして今、お前はその一匹を殺してしまった。(③)これが俺たちにどんなことを意味するか誰にもわからないだろ。

ニュート:じゃあ、どうしたらいいと思っているんだ?

ギャリ―:彼は罰を受けるべきだ。

ニュート:ミンホ、お前はあそこであいつと一緒にいただろ、どう思う?

ミンホ:俺が考えるのは…俺たちがここにきてからの今までずっと、グリーヴァ―を殺した奴は一人もいなかった。(④)俺がしっぽを巻いて逃げ出したとき、この馬鹿野郎は残ってアルビーを救った。まぁな、俺も彼が勇敢なのか馬鹿なのかわからない。でも何だったとしても、俺たちにはそういう要素がもっと必要だ。俺は彼をランナーにするべきだと思う。


 

現在完了を習ったとき、3つ(か4つ)用法があると教えられましたよね?経験、継続、完了・結果…

 

でも形は全部≪have + 過去分詞≫だし、日本語で言われても何が違うのかあまりピンとこなかったんじゃないかなと思います。私はそうでした!笑

 

でも上記のセリフの引用を見てみると、共通しているのは現在完了で言われる内容によって現在に何かしらの影響(変化)がもたらされているということです。

  • ①ランナーとして認められていない主人公がルールを破り、迷路に入ったために、現在問題になっている。
  • ②グリーヴァ―という化け物と共存し続けてきた環境が現在ある。
  • ③主人公がグリーヴァ―を一匹殺したため、これから何が起こるか予想できなくなり、みんな不安になっているという状況が現在ある。
  • ④この迷路の中に住み始めてからずっと、グリーヴァ―を殺した人はいないという状態が現在まで続いていた。

ということで、。一応文法書っぽく分類すると①完了・結果②継続③完了・結果④経験、になるんですが、それよりも、結局現在に影響があるかというところに焦点をおき、現在に影響している過去の出来事だったら現在完了形で言ってみるようにすると、だんだんと使いこなせるようになってくると思います!


 

きゃーおすすめ洋画紹介のページなのにこんなに文法の話しちゃってごめんなさいー!!

なにか参考になればよいのですが( ;∀;)

 

映画自体は、私は思ってたより好きでした!正直、唯一の女の子が登場する意味があまりなかった気がするのと、グリーヴァ―という化け物のデザインはいまいちでした…(無駄にぐちゃぐちゃネトネトした、ロボットクモおばけ…)

でも、子役で見かけたことあった若手俳優たちが、もっと成長して雰囲気が少しずつ変わっていくのを観るのも楽しみなので、続編も早く観ようっと思っているところです♪

 

ではまたー☆