ECO’s KITCHEN「バイリンガルの頭の中~英語でかいわれ大根とか芽の野菜は全部これ!~」

rosemarychicken

Roasted rosemary chicken

鶏もも肉のローズマリー焼き

Marinated carrots and radish sprouts

にんじんとかいわれのマリネ

Miso soup of cabbage and Shimeji mushrooms

キャベツとしめじのお味噌汁

ちょっと焦がしました(゜-゜)笑 まぁそれはいいとして…

かいわれ大根の言い方は意外とシンプルで、大根の芽(sprout)って言えばいいんです。

芽系のものは大抵、sproutで言えます。

もやしは bean sprout

芽キャベツは Brussels sprout

最近は、カタカナでスプラウトって言われることも増えてきているので、もしかしたら耳なじみがあるかしら♪

また、似たようなイメージのものでshootという言い方もあります。

こっちはどちらかというと、もっと大きく生えてくるものに使うことが多いですかね~

たけのこは bamboo shoot

ニンニクの芽は garlic shoot

とか言ったりします!

sproutと聞くと、小学校の時の植物の観察絵日記で一番最初に書いたようなひょろっとした芽のイメージが強いので、うまくshootと使い分けてくださいね~☆

こんなん。

sprout


さて、今日の本題です♪

生徒さんによく聞かれるのが、「えこちゃんは英語を話すときに何語で考えているんですか?」という質問です。

確かに、ネイティヴではないけど、英語がスラスラ出てくるようなバイリンガルを目の当たりにすると、頭の中ではどういうことが行われているのか、気になりますよね!

普段は意識していないので、聞かれるようになって初めて、考えるようになったのですが、私の答えは「言いたいことによる」です。

私のように人生のほとんどを日本で過ごした人にとって、一番楽な言語はもちろん日本語です。なので、難しい内容を説明しようとしたり、日本で感じたり経験したりすることが多い内容に関しては、日本語で考えてから英語でもなるべく自然に聞こえる表現を探します。

一方で、英語でももう何百回、何千回と使ったことのある表現は、わざわざ日本語で考えてから変換するという作業をもうしていません。英語で聞いたことに対して英語で反応しています。

そういった意味で、言語は練習が大事なんだなと改めて思いました。英語で聞いたことに対して英語で反応できるようになると、伝える人の間違いも、受け取る人の勘違いも減るので、理解のズレが減ります。伝えたいことが限りなく正確に伝わるようになります。

私はこの、「英語で言われたあと、日本語で考えてから英語で発することば」が「英語で言われたあと、英語で反応できることば」に変化することを「繰り上がり」と勝手に呼んでいます。(本当に勝手な私のイメージですが、表現自体が私の英語表現の引き出しの中で昇格する感じなんです!笑)

bilingualsmind

例をあげましょう♪

生徒さんが一番言いづらそうにするこの表現「楽しかったです!」

良く言ってしまいがちなのが、

× I was fun! (私は面白い人でした!)

日本人の私には、生徒さんがどうしてこう言ってしまうのか、とてもよく分かります。

でも英語ではこうは言えないんです。

正しくは、

 It was fun!

 I had fun!

主語を意識して言葉を選ばない日本語では、自分の感想を言うときの英語の主語選びに苦労します。「私は楽しいと感じた」と言いたくて、

私→I

楽しい→fun

にしがちですが、こうは英語では言いません。

文脈から、あなたが大体何を言いたいのかは察してもらえると思いますが、もやっとした空気は流れるでしょう。

一方で、相手に言いたい事が正確に伝わった表現や言葉は自分の成功体験として記憶されるので、次回からも同じことを言いたいときにそれを使えばいいと分かり、日本語を経由することを辞めるため、英語で聞いたまま、英語で反応を返せるという状態ができるのです。

この「繰り上がり」を可能にするのは、英語の自然な表現をたくさん仕入れることができるリスニングと、反復練習により日本語で考えなくて済むようになるスピーキングへの取り組みです。

ある程度基礎が出来ている人は、もう文法書や参考書は手放して、生きた言葉に触れて、たくさん練習して、たくさん間違えて、その中から成功体験を少しずつ増やしていくことで、バイリンガルになっていってほしいなと思います♪

バイリンガルの頭の中について、色んな研究についてまとめた記事もあります!

ぜひチェックしてみてください▼

バイリンガルは多重人格者で当たり前!数々の研究結果と日英バイリンガルの場合

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