「Baby Driver (ベイビー・ドライバー)」

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今日の洋画はこちら!

「Baby Driver (ベイビー・ドライバー)」です!

まずね、タイトルから想像したものとは全く違う映画でした!笑

でもたしかに言葉や短縮させた予告映像だけじゃあ伝えられないタイプの映画なんだと思います。

ということで、当サイトのおすすめ洋画集としても不向きな映画ではあるのですが、大好きな映画なのでご紹介します!笑

「Baby Driver(ベイビー・ドライバー)」

エドガー・ライト監督作品の中で、最高興行収入を記録したアクション映画です。一見すると明るくて軽いトーンのカーアクション映画のように思えます…がしかし!

 

実際には、もっとうんとおしゃれで、綿密に計算されていて、”お決まり感”が全くない演出とストーリー展開に心奪われてしまう作品でした。

 

ベイビー・ドライバーの魅力①アクションと音楽のシンクロ

この映画の一番すごいのは、実際の映画の中で起きるアクションの一つひとつの効果音が、背景に流れている音楽と、完璧にシンクロしているところです。その音楽も、BGMというにはもったいないくらいの存在感と演出効果を持っています。

 

たとえば、この映画の目玉でもあるカーアクションシーンですが、敏腕ドライバーである主人公のベイビーが車のドアを閉める音も、ギアを変える音も、急ブレーキの音も、何かしら、その時流れている音楽のビートにはまっているのです。

 

しかも、映画を通してずっと。オープニングの、ベイビーがコーヒーを買いに行っているシーンだけかと思ったのに、良い意味で裏切られました!こんなのどうやって全部合わせたんだろう~本当にすごいです。エドガー・ライト監督。

 

ベイビー・ドライバーの魅力②おしゃれなミュージカル風とも

効果音が音楽とシンクロしているということは、目で見える登場人物の動きが耳から聞こえる音楽とシンクロしているということにもなるので、登場人物の動きは、ちょっとダンスしているみたいでとてもおしゃれです。

 

ミュージカル映画は、ときどき嫌味な感じになるやりすぎな歌と、歌になりかけのセリフが苦手な人も居ますが、そういったミュージカル特有のあくを抜いてさわやかにお洒落にした感じです!伝わるかしらこの感じ!笑 (私は、ミュージカル映画もとても好きですけどね!)

 

実際に、映画のレビュー動画で人気を集めるあるYoutuberは、このある意味新ジャンルの映画を、

pseudo-musical movie

とわかりやすく表現しています。

  • pseudo- :(本当は違うけど)~風の、~っぽい、ある種の、見せかけの

例)pseudoword 疑似後(音はそれっぽいけど実在しない単語)

pseudohistory 疑似歴史(学)、伝説や神話などの文学を事実だと主張するもの

 

ベイビー・ドライバーの魅力③”pet name”の使われ方がおしゃれ

この映画のもう一つの魅力は、主人公の名前が”Baby”であることで、作品中の言葉遊びが生まれているところです。

”Baby”は名前とpet nameがかかっている!

こんなシーンがあります。最後の盗みに入る前にベイビーが恋人のデボラに電話をしているシーンですね。

 

仕事先のダイナーの電話を使っているデボラのシルエットがとても可愛いらしいのが印象に残るシーンです。

Baby: I have to drive again. It’s not what I want.

(ベイビー:また運転しないといけなくなった。やりたいことではないんだ。)

Debora: Then what do you want?

(デボラ:じゃあ本当は何がしたいの?)

Baby:To get out of here, are you in?

(ベイビー:ここから抜け出したい。乗る?)

Debora: I’m in, Baby.

(デボラ:乗ったわ、ベイビー)

また、カーチェイスのシーンでもこんなセリフがあります。

Baby: We’re getting out. I have to end this.

(ベイビー:俺たちはここから抜け出すんだ。もう終わらせないと。)

Debora: What’s happening, Baby?

(デボラ:何が起きているの、ベイビー?)

これらのデボラのセリフには、ベイビーというキャラクターに対する呼びかけの意味で”Baby”と入っていますが、実はそれだけではありません。

他の映画や海外ドラマでも使われているのを聞いたことがある人も多いと思いますが、特に恋人同士では名前以外に”pet names”という愛称で呼び合うことが英語圏の文化では盛んにおこなわれます。

 

そして、Baby(やBabe)はその中でもよく使われるとされているpet nameのうちの一つです。なので、Babyという名前と、pet nameで呼びかけている感じとをかけているのです。

 

そして、デボラ以外のキャラクターもベイビーに話かけるときに、しきりに”~, baby?”と言うのがこの映画の特徴で、作品にセリフ回しでもおしゃれな雰囲気を足しています。

 

pet namesの代表例

  • baby
  • babe
  • sweetheart
  • dear
  • honey
  • sweetie
  • darling

このあたりが一番よく使われているような気がします!

 

ちなみに、エイザ・ゴンザレス演じるもう一人の女性キャラクター名前はDarling(ダーリン)でした。(多分みんな本名じゃありません。)これも、pet nameがそのままキャラの名前になっている設定なんですね。

 

それにしてもDarlingのホットで美しいこと!!笑

 

pet namesのリアルな世界

映画の世界をちょっと出てリアルな話をしますと、実際のカップルでは、男性と女性の間で言われて嬉しいpet namesは違うことも多く(笑)パートナー間で意見が合わないことも多いようです。

 

それぞれちょっとずつニュアンスが違うので、興味がある方はこちらの記事を除いてみてください~^^

[blogcard url=”http://www.11points.com/Dating-Sex/11_Most_Popular_Pet_Names_(For_Couples,_Not_Actual_Pets)”]

Baby Driverの記事を書こうと思って、友達とどんなpet nameで呼ばれたいかと話していたのですが、女同士でも見事に意見が合わず…笑 やっぱり、かつて呼ばれていい思い出があるpet nameには自然と良いイメージを抱くようですね!

 

ただ、いまの彼にこう呼ばれるのは好きだけど、前のあの彼にその同じpet nameで呼ばれるのは変な感じがする、という感覚があるそうです。日本でもある、あだ名やニックネームと感覚は似ているんですね。

 

私は個人的にはdearって言われるのはあったかい気持ちになるので好きなんです~でも私の好みは変わっているかもしれません!笑 sweetieとかhoneyは、相手に使いたいような気もします!

 

pet nameの感覚って個人個人で全然違うので、もう少しリサーチして、また記事にしようと思います!

 

まとめ

  • アクションや音と音楽のシンクロが見事な映画
  • ミュージカルっぽいアクション映画というおしゃれな新ジャンル
  • セリフもpet nameと役名Babyをかけていておしゃれ

それにしてもキャスティングがどの役もとても良くて、見入ってしまいましたー!デボラ役のリリー・ジェームズは超可愛いくて、実写版シンデレラの時の雰囲気とは全然また違った魅力で溢れていて、うっとりしてしまいました~♪

 

声としゃべり方もね。あれは惚れちゃいます!

 

そして、ダーリン役のエイザ・ゴンザレスも超美しいしかっこいい~!俳優より女優に目が行ってしまう私にとっては、作品の魅力+αキャストの魅力もたまらないポイントでした~!(私は一応まだ異性愛者です!笑)

 

そうだ!取り立てて美しくはないですが(しつれい笑)、ケビン・スペイシーもとても好きな俳優なので、彼が出ているというだけで良い映画な気がしてしまいます。今回はちょっとふっくらしたケビン・スペイシー、やっぱりひねりのある役でしたね!本作はいい意味で。

 

話は比較的シンプルですし、急に人が死んだりするエドガー・ライト節も炸裂しますが、とってもおしゃれで気分が上がる映画なので、気楽に楽しんでもらえると思います!

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