学校で教えてくれなかった!ネイティブのgoとcomeの使い分け

comeとgoって英単語の中でも一番初めに習う数単語に入る基本の単語ですが、学校の英語の先生は、正しく教えてくれていないんです。

 

今回は、英会話において避けられない頻出単語comeとgoの本当の意味と使い分けを紹介します!上手く使い分けられないと、誰がどこに向かうのか、という内容の勘違いが生まれる可能性もあり、待ち合わせなどの場面でトラブルになることもあるので、これを機会に覚え直してみてくださいね。

goの意味:離れる

 

goは「行く」だと習いましたが、本当に使えるようになるために覚えたい意味は、

 

その場所から離れていく

 

という意味です。

 

ここで大事なのは、「離れていく」、という動きを指して言うときに使う言葉だということです。

 

日本の学校で英語を習った私たちになじみがある、

 

~へ行く、向かう

 

という意味ですが、この意味で使われる時には行き先が示されているときに限ります

 

例)I go to the café. 私はそのカフェに行きます。

 

“go to ~場所” というセットに慣れすぎて、goの意味だと思いがちですが、go自体に「~へ行く」までの意味はないんです。

 

それでは、「その場から離れて行く」という意味で使われている例文を見てみましょう。

 

例)I’ll go. もう行くね。

 

訳では「行く」とか、この文が多く使われるであろう場面では「帰る」という意味で使われることもありますが、ここで大事な意味はこの場から居なくなるねという意味です。

ということで、大半は今いる場所ですが、他に話の文脈からお互いに認識している場所から離れていく、という意味でもgoは使われます。

 

そう考えると、goとleaveは結構意味が近いなと思ったりします。

 

そういえば、日常会話で使うことは少なくても、映画やドラマでよく聞く「出ていけ!」も、

Go.

とか

Leave.

というような一言だけで同じ場面で使われることもあります。

また、

Please go.

Please leave.

も懇願している感じは強くなりますが、「お願いだから居なくなって、出て行って」っていうニュアンスですね。

 

comeの意味:近づく

 

一方でcomeはgoに対して

 

話に上がっている場所・お互いに共通に認識している場所に近づいていく

 

という意味になります。

 

英語の教科書でも出ていていながらちゃんと解説されずにきてしまったこんな文をみなさんはご存知ですか?

 

例)I’m coming. 今行くね。/向かっているところだよ。

 

これは、話している相手に向かって、そちらに近づいているよという意味でよく使う文です。

 

日本語訳をみてもらうと分かりますが、日本語だと「行く」と訳す方が自然な場合でも、どこかに近づいて行っている場合は英語だとcomeを使うというところがポイントです。

 

goとcomeを使った例文比較

  • They are going to the party. (彼らはそのパーティに行く予定だよ。)
  • They are coming to the party. (彼らはそのパーティに来る予定だよ。)

→この2文は日本語訳とあまり違いが無いのでわかりやすいかと思いますが、comeを使った方の文では、パーティの主催者がこの文を言う人(Iにあたる人)だとわかります。

 

  • I have to go soon. (もうそろそろ帰らないと。)

→イベントや飲み会などの場にいるときに、「帰る」という意味でもgoが使えます。もちろん家にいる場面で「出発する」という意味でもgoが使えます。ポイントは、今いるところから離れるという意味だということです。なので、わざわざ ”home”など帰る場所を言う必要はありません。

 

  • I’ll come over. (あなたの家に行くね。)

→これが一番トリッキーかもしれません。話し手の動作としては、今いるところから離れるのですが、話している相手の家に行くということは、話に上がっている場所に近づいていくということなので、comeを使います。

come over (to one’s place) (~の家に)遊びに行く、訪問する

 

goとcomeの真実:訳の限界

上のたったの3~4文を見ても、お分かりいただけるかと思いますが、goとcomeの意味の違いは、和訳の行く・来るでは表現できません。

 

訳の限界を、こういうときに強く感じます。

 

goとcomeほど頻繁に使うような単語から、英語的な意味というのを理解して正しく使い分けられるようになることで、日本語で考えなくてもよくなり、英会話についていくスピード感が身に付きます。

 

まだgoとcomeの意味の違いがしっくり来ていない人は、ぜひ、例文を検索してみてください。できれば “go/come to 場所” のto以降がない文の方が、goとcomeそれぞれの本来の意味の違いが分かりやすいと思います!

 

次回はgoとcomeの意味の使い分けに密接に関係しているtakeとbringの意味の使い分けもご紹介します!勘が良い人はもうわかっちゃったかしら?これも大事な使い分けなので、チェックしてくださいねー!

つづき▼