英語が好きでなくても洋楽を趣味で聞いている人は多いと思います。元々楽しんで聴いているものを英語習得に活かせたら、それは「続けやすい勉強法」の一つになります。英語力向上には、このページでご紹介する方法を実践する癖をつけるようにしてみてください。
目次
洋楽は続けやすい英語勉強ツール
洋楽を上手く活用できるようになるには、聴くだけではなく歌う練習することが重要です。これが癖づくことで、リスニングだけに限らず、語彙・文法・発音など、多くの分野において力をつけることができます。
このやり方は、私のレッスンを取ってくださっている生徒さんにおすすめしたところ、とても気に入ってくださり、それ以来洋楽に出てくるフレーズを意識して英会話に活かしてくれるようになったことが背景にあります。
そして何よりも、歌に乗せて覚えた語彙、表現、文などは、よっぽどのことがないと忘れないんです。暗記のために色々と替え歌を作った中高生時代が懐かしいですが、つまりそういうことなのです!メロディーに乗せて英語を覚えて、一生残る表現をたくさん身につけることができます。しかもそれを楽しくできます。
机に向かってノートを広げて、英単語を暗記するためにひたすら青ペンを走らせるより、ずっと続けやすい気がしてきませんか?いわゆる「勉強」に取り組むことが苦手な人でも英語力を上げることができる一つの方法として、洋楽の聞き方をみなさんにご紹介したいと思います。
洋楽を英語学習として聴くときのポイント
曲選びのポイント
- 自分が好きな曲であること
- 歌詞の中に同じフレーズ、あるいはその応用型が繰り返し使われている曲であること
- 言葉を比較的はっきりと発音する歌い方のアーティストの楽曲であること
初心者や洋楽を英語の勉強に使うことにまだ慣れていない人は、以上の3点を意識して題材を選ぶようにすると、取り掛かりやすいです。ここでも一番のポイントにあるように、自分が聴きたいと思う曲・好きな曲というのが大事ですね。
私のオススメは、ディズニーの映画作品に出てくる楽曲で、特にバラード調のものから始めることです。ゆっくりで聴きやすいですし、自分でメロディに沿って練習するときも、早口言葉やラップを歌っているようなパニックに陥らなくて済みます。笑
ただ、あまりディズニー映画は観ない方にも楽しめるように、「おすすめ洋楽集」では、練習しやすい洋楽のポップスも紹介していきます。その曲の特徴ごとにカテゴリー分けして並べてありますので、気になるものから聞いて活用してみてください。
英語力を上げるための洋楽の聴き方
- ①まずただ数回聴く
ここでは、メロディと、ところどころ聞き取れる単語だけ頭に入れるようにします。
- ②歌詞を見ながら数回聴く
今度は、意味を理解しながら、頭の中で音やリズムと照らし合わせていくように聴きます。
歌詞を読んでも分からない場合は、意味を調べるか、英語が得意な友達に聞いてみましょう。人に聞く良さとしては、くだけた言い方であなたがしっかりと意味を理解するまで説明してくれるところです。きちんとした日本語訳が知りたいのではなく、どんなことを歌っているのか、あなたの中でピンとくる方法は何か考えてみるといいと思います。
- ③また歌詞を見ずに何度も聞く & 一緒に口ずさむ
どんな単語を使って何のことを歌っているのかが大体頭に入ったら、歌詞の音を真似して何回も練習してください。
一言一句間違えずに歌うことは正解ではありません。あくまでも、聞こえる音を真似して口に出してみることが大切です。その方が自然な発音を習得することができます。
流れは以上の3 stepsです。あとは②と③を行き来しながら、少しずつ実際の単語や意味を意識していけば、最後には自分のものとして歌えるようになります。
洋楽を聞こえたまま真似するのが効果的
聞こえる音を真似するというのは、まだ言葉をあまり知らない小さい子が歌を覚えるのと同じプロセスです。会話においても子供は聞こえたままを真似して話し方を覚えます。
では、なぜ、非ネイティヴである日本人の大人にとって、聞こえる音を真似することが効果的なのでしょうか。それは、単語と単語の間の区切りを無くし、実際の会話でも行われるような音のつながりに耳や口を慣らすことができるからです。これは日本語にはないリンキングと呼ばれる英語などの言語の発音の特徴です。
単語帳で覚える一つひとつの単語の発音と、メロディーに乗せたとき、そして会話で抑揚を付けて話すときの単語の発音は違います。洋楽を使って、聞こえたままの音を自分でも発音できるように練習する癖をつけられれば、英会話においてもより伝わりやすい話し方を習得することにもつながります。
まとめ
歌詞の中に出てくる語彙や文法だけでなく、メロディーに乗った言葉の連なりを聴き、歌えるようになることで、英会話の伝わりやすさをも上達させることができます。おすすめ洋楽集では各楽曲から学べるポイントを解説付きで紹介しているので、ぜひ役立ててください。
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