洋画を使った日本で英語バイリンガルになる方法

今では趣味となっていますが、もともと洋画は英語の勉強として観始めました。みなさんも観ていくうちに趣味として楽しめるようになると、英語へのモチベーションも保てるようになるので、オススメです。

また、「TOEICなどの英語の試験の前日は、勉強をせずに洋画を観る」というのが私の習慣でした。それによって、試験の直前に、耳から入る英語の処理能力を上げることができます。運動前の準備体操のような感覚です。

洋画を英語学習として見るときのポイント

まず、インプット量を増やすのにオススメなのが、洋画をたくさん観ることです。ここでのポイントは、字幕なしで観るということです。この理由は3つあります。

 

実践的なコミュニケーションスキルを身に付けるため

洋画を字幕なしで観ることが大事な理由の一つ目は、実際のコミュニケーションに直結する能力が身につくからです。字幕がなくても、分からないところは流しながら大まかな話をつかんでいくというスキルは、実際に英会話をする時に英語力と共に必要になってくるコミュニケーションスキルの上達においてとても役立つからです。

 

リスニング力を上げることに集中するため

洋画を字幕なしで観ることが大事な理由の二つ目は、どんなに英語を聞こうと意識しても、字幕を読むことに集中してしまいリスニング練習としてのインプットの役割を果たさなくなってしまうからです。そして、私たちの脳は、先に日本語字幕で意味を理解してしまうと、流れてくる英語の音声を理解しようとしてくれません。

 

わからないから頑張って聞き取り考えようとするのであって、意味が分かるものを改めて考えてはくれないのが私たちの脳みそちゃんです。「わからない」=伸びしろですから、それを字幕で「わかってしまう」ことで、上達のチャンスを逃さないようにしましょう。

 

意訳によるいらない混乱を避けるため

洋画を字幕なしで観ることが大事な理由の三つ目は、日本語字幕と英語音声とのズレに混乱してしまうことを避けるためです。洋画の字幕というのは、文化の違う日本人が洋画も面白いと思えるように、日本人向けにセリフが意訳されています。そして、日本語の話の中でつじつまが合うように、言ってしまえば新しい物語が作られています。

 

そのため日本語話者からすると、日本語字幕と音声で聞こえる英語は、別のことを表現しているように感じることが多いです。英語の音声で観る人は、初めから最後まで英語の音声を聞いて映画を楽しむのが普通です。

 

一方で、日本語の字幕を読む人たちは、普通は初めから終わりまで字幕で観ます。したがって、セリフ一つ一つが英語と日本語で対応するようには作られていません。一言一句訳しているのが日本語字幕ではないということです。

 

ということで、難しくても字幕なしで観ましょう。

 

英語の字幕ならリスニング力に効果はあるのか

この話をすると、「英語の字幕なら大丈夫ですか」という質問をよく受けます。答えは、いいえです。英語字幕だと、ただでさえ難しい英語の文をすさまじいスピードで読まなければならなくなりますので、それだけに必死になってしまいます。

 

聴こえてくる英語を理解しようとすることはおろか、本編の映像を楽しむことすらできません。ということで、難しくても字幕なしで観ましょう。

 

難しい場合は話を理解してからもう一回観る

どうしても話が全然わからない場合は、全部日本語字幕か吹替え版で観て話を理解した上で、今度は字幕なしで英語の音声で観ましょう。

 

できれば、何度も映画を見返すことをおすすめします。その際は英語字幕を付けたり日本語字幕を付けたり、初回以外はさまざまなバージョンで楽しんで、より身になる方法をご自身で探してみてください。回を重ねるうちに、分かる言葉が増えていくのはとても気分が良いものです。

 

まとめ

英語学習法を選ぶ際には、続けやすさも非常に大事です。そのため、せっかく楽しいはずの映画鑑賞をつまらないものにしないようにしたいですよね。あくまでも目的はリスニング力の向上と、そこからの表現力の向上です。聞くことに重点をおくにはどんな取り組み方がいいかなって考えながら、自分に合う方法を見つけてくださいね。

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